ずいぶん前に床屋の主人が、髪の毛に興味なんてないよ、と私に言ったことがある。(冒頭の一文)
人の死に関わる仕事をする死神『千葉』の人間世界での行動を描いた作品。
人間を第三者の視点から見ている点、死神がミュージックを何よりも好む点に、何とも言えない面白さを感じる。
それぞれの話は別々のストーリーと思いきや、接点のある話があり、繊細さが光っている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年8月26日
- 読了日 : 2014年8月26日
- 本棚登録日 : 2014年8月26日
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