再興への道 身代わり若殿 葉月定光7 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2021年3月24日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 6

L 身代わり若殿7 完結

だらだら続くのかと思いきや最終巻。手詰まりだったのかなぁ。物語半ばで虎丸は身動きできない状態に。仕方ないっちゃ仕方ないけど、シリーズ全体で身動きとれない時間長くないか?
そして私の予想とは違った方向で完結。
なんていうか、めでたしめでたしじゃなくてこの終わり方だと完全に不幸になった家来いるだろ!的な。最初から身代わりなければ断絶だったから結果は同じなのか…?
今回に限らず突然悪役パートが挿入されて、なんだ?と思っているうちに悪役が大暴れして無理矢理虎丸が活躍する形はどうなのかね。実写の時代劇ならアリかもしれんが文だとぶっとんでる感半端ないぞ。結末、ご都合にも程がある。
最初はあんなに絶賛してたんだけどなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: さ:佐々木裕一
感想投稿日 : 2021年6月28日
読了日 : 2021年6月28日
本棚登録日 : 2021年6月28日

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