紫匂う

著者 :
  • 講談社 (2014年4月16日発売)
3.65
  • (9)
  • (35)
  • (26)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 172
感想 : 29

L

デジャブー感満載なのだが、この手の話、葉室作品でなかっただろうか?
いや、あるはず!ってくらい既視感否めず。
澪。結婚12年で2人の子を設け、なに不自由なく暮らしていたのに、結婚前に契った男を助けようと奔走。まー本の半分までこのバカな女の行動が続く。本当に読むのをやめようかと思うくらいの浅はか。が、後半は夫の本来の姿に今更ながらに気づいて夫を見直す…ってやっぱり似たようなのあっただろ?ってくらい、これが葉室ハワールドなのか。
夫の心持ちもこれまた美しすぎるくらいの既視感。そんでもって子供達が出来過ぎでたまらない。たまらなく嫌(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: は:葉室麟
感想投稿日 : 2016年10月5日
読了日 : 2016年10月5日
本棚登録日 : 2016年10月5日

みんなの感想をみる

コメント 1件

shin-tanさんのコメント
2016/11/24

「千鳥舞う」あたりにありそうでは?

ツイートする