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春風ぞ吹く、五郎太の嫡男の話。猛烈に太郎左衛門、かわゆい。かわゆい、から頬ずりする吉蔵の家族たちの気持ちがよくわかる。とはいえ、太郎左衛門は添え物。本筋は吉蔵、町火消しの家族の話。
それにしても五郎太と一緒になった紀乃が酷い母親になっていて、添い遂げるまでの話が台無しになっていた。五郎太の母、里江は変わらずな気性で安堵。あんな母親から太郎左衛門みたいな良い子が育つとは。父親の考えと町人たちのおかげかなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
う:宇江佐真理
- 感想投稿日 : 2012年3月2日
- 読了日 : 2012年3月2日
- 本棚登録日 : 2012年3月2日
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