L 着物始末暦8
そうそう、余一とお糸は一緒になったんだよね。から読み進める。
毎度のことながら、余一、お糸がそれぞれメインで絡む話はほとんどない。最後にそれを持ってくるのはもはやわざとなんでしょうね。
今回は今後の布石もだいぶばら撒いてたよ!
さすがに二人が一緒になってネタが尽きるんじゃないかと思っていたけど、とんでもない。いろいろぶち込んでたぜ。
さて、次巻用のメモ書き。
異国の花 ささやかな余一とお糸の祝言 吉原一の花魁「唐橋」の紀州屋重兵衛への身請け 唐橋は最後に花魁道中で着る打掛を呉服太物問屋大隅屋の若旦那綾太郎に依頼。余一の出自に関わりのある京の老舗呉服問屋井筒屋江戸店主秋介は六助に唐橋の打掛を余一がどんなものにするのか下絵の持ち出しを要求。六助が巻き込まれているのをしらない余一は六助に国外で作られた生地の端切れで作った綿入れを送る。
天女の打掛 唐橋から打掛を頼まれる綾太郎と仕立てを承諾する余一の内情
菊の縁 おみつのお節介話 本道医内田了安(今度のおみつの将来への布石か)
波がたみ 父の一膳屋の手伝いで家のことができないことを嘆くお糸とお糸を寄せ付けない余一のすれ違いの話 お糸は山王寺参詣で尼僧に出会う 京出身の尼僧が持つ数珠は余一がくれた水晶球とよく似ていた 尼層に自分の素性を話すお糸(これ今後の流れに重要なんだろ?そうなんだろ??と思わずにはいられない) 余一とお糸は思いの丈を話して丸く収まり終了
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
な:中島要
- 感想投稿日 : 2017年3月25日
- 読了日 : 2017年3月25日
- 本棚登録日 : 2017年3月25日
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