夜を着る

  • 文藝春秋 (2008年2月18日発売)
本で見る
3.15
  • (8)
  • (20)
  • (63)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 209
感想 : 43
3

一度読みたいな、と思っていた作家さんで図書館で見つけたので借りてみました。
読んでいてすごく感じたのが、主人公が不幸な女性ばかり。
他の方がレビューで書いていたとおり、「曇り空」な作品。
私は嫌いではないです。
文章も読みやすく、きちんとした文体で書かれていて、他の作品も読んでみたいと思う

「アナーキー」「映画的な子供」「ヒッチハイク」「終電は一時七分」「I島に思い出」「夜を着る」「三日前の死」「よそのひとの夏」8編からなる短編。
どの話の女性も少し不幸で、男性はデリカシーがなく最低。
後ろから3作は改題をしているみたいだけど、改題後の方がいいタイトルになったと思う。
「映画的な子供」「夜を着る」「三日前の死」が好き。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 恋愛小説
感想投稿日 : 2013年4月29日
読了日 : 2013年4月28日
本棚登録日 : 2013年4月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする