一度読みたいな、と思っていた作家さんで図書館で見つけたので借りてみました。
読んでいてすごく感じたのが、主人公が不幸な女性ばかり。
他の方がレビューで書いていたとおり、「曇り空」な作品。
私は嫌いではないです。
文章も読みやすく、きちんとした文体で書かれていて、他の作品も読んでみたいと思う
「アナーキー」「映画的な子供」「ヒッチハイク」「終電は一時七分」「I島に思い出」「夜を着る」「三日前の死」「よそのひとの夏」8編からなる短編。
どの話の女性も少し不幸で、男性はデリカシーがなく最低。
後ろから3作は改題をしているみたいだけど、改題後の方がいいタイトルになったと思う。
「映画的な子供」「夜を着る」「三日前の死」が好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
恋愛小説
- 感想投稿日 : 2013年4月29日
- 読了日 : 2013年4月28日
- 本棚登録日 : 2013年4月24日
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