無貌の神

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本棚登録 : 326
レビュー : 80
著者 :
八百さん  未設定  読み終わった 

もう終わってしまうのか…と思わず声に出る不思議な余韻が漂う短編集、幻想的なフィクションとわかってはいながら逢魔が時にふと迷い込んでしまいそうな現実感こそ夜市をも彷彿とさせるこれぞ恒川ワールドなのだろう。
明治維新や太平洋戦争など日本の歴史物かと思いきや古代から近未来へそして世界中を駆け巡るバラエティパック、根底に流れるテーマは"解放"だろうか。
作品の性格上爽やかな…とは言い難いがそれでも明日への風が吹き抜けるような六つのラストシーンは正に職人の技、巧いなと思う。
だがやはり雰囲気程度にしか浸れない短さは惜しい

レビュー投稿日
2019年3月14日
読了日
2019年3月14日
本棚登録日
2019年3月14日
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