i(アイ)

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本棚登録 : 3214
レビュー : 363
著者 :
八百さん  未設定  読み終わった 

西加奈子の小説は花火大会のようだ。
打ち上げ仕掛けと趣向を凝らした演出で場を盛り上げいよいよのラストはこれでもか!と言わんばかりの音と光の百花繚乱、後に残るは昂ぶる心と懐かしさにも似た感動…サラバ以来すっかりこれが癖になっている。
本作もそれに違わぬ作り込みで数学哲学果ては民族問題やらマイノリティやら色とりどりのてんこ盛り、こんなのどうしてまとめるの?の心配はよそに力技で壮大なクライマックスに仕上げる手腕は見事と言うしかないだろう。
閉塞感漂う今日、「生きること」「愛すること」をテレることなく叫べる西加奈子はやはり素敵でありひょっとしたら惚れてまうかもの存在なのである

レビュー投稿日
2018年3月1日
読了日
2018年3月1日
本棚登録日
2018年3月1日
4
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