1940年のバトルオブブリテン 英国上空の対ドイツ航空戦 の本。上巻のみを読んだレビュー。
バトルオブブリテンの詳しい本はこれまで読んだことがなかったので下地作りにはいいかと購入した。
以前読んだ「電撃戦」と同じスタイルの章立てを行っている。
この上巻は航空戦の以前の流れと登場兵器、システムの解説。
小説家が書いているせいか人物描写がこれまで読んだ本と肌合いが違う。
面白い。面白すぎる。いささか大げさに書いているせいだと思う。
ゲーリングとミルヒの言動はたしかにその通りだと思うが。
作者のイギリス人的ユーモアかべらんめえ調がにじんでいる訳のせいか。
この戦いに参加した航空機、両国の指揮系統・教育システム・防空運用が説明されててそれでいて退屈させない。一般人向けには十分すぎる本。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
戦記物
- 感想投稿日 : 2012年8月10日
- 読了日 : 2010年11月9日
- 本棚登録日 : 2012年8月10日
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