教える・学ぶ──教育に何ができるか (シリーズ・子どもの貧困3)

制作 : 佐々木宏  鳥山まどか  松本伊智朗 
  • 明石書店 (2019年4月8日発売)
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感想 : 5
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子どもの貧困、と貧困を切り分けてしまうことで、それが実は大人の貧困の問題でありということを見えにくくしてしまっているのではないか?という問題提起。
もちろん意識的・戦略的に切り分けて注目を集めることで、大人の貧困にも目を向けさせようとしている方々もいる、と。
でも一方で71ページにあるように、生活困窮世帯の子どもに対する学習支援事業なら年々の拡大は生活保護受給世帯の生活費を削ることで国家予算から捻出されている、と。
教育そのものにも、貧困対策そのものにも予算がかけられていなさすぎ。これはいかんよな。

この本は、全体的な話、障害かあったり外国籍である子どものこと、実際の現場での取り組みなど、多様な視点から「子どもの貧困」が分析されていて、いろいろな問題点がよく分かる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 3類
感想投稿日 : 2020年2月4日
読了日 : 2020年5月8日
本棚登録日 : 2020年1月14日

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