天皇のスパイ

  • 学習研究社 (2009年8月25日発売)
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陰謀論とも言われかねないが
「事実は小説よりも奇なり」ということで
正直有り得る話だとして面白い

1940年生まれの著者はB29の空襲から逃げ惑う体験をしている
その彼が後年知ることとなった敵であるはずの爆撃を
恐れることなくアンノンと暮らしていた日本人でありながら
「特殊世界」に暮らす人達
つまりユダヤ系国際金融資本家と王侯貴族の存在に付いて
レポートしたのがこの本である

このドキュメンタリーの主人公は明治42年生まれの
ユダヤ系ドイツ人でスパイ活動に暗躍したベラスコと言う人物である
著者が長年に渡る密着取材で聞き得た内容を書き留めたものだという
曰く
何故ニホンはアジア各地から膨大は金品を習得し得たのか?
何故ドイツとニホンは無条件降伏しなければならなかったのか?
天皇は何者で戦時体制下で何をしていたのか?
表の敵と味方が裏で何を取引していたのか?・・
これら今もってタブーであることを多くの情報を元に探り当て
前作「天皇の金塊」「天皇の金塊とヒロシマ原発」の
原点とも言える内容がここに記されているという

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年3月27日
読了日 : 2015年3月27日
本棚登録日 : 2015年3月27日

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