ほんわか恋愛小説だと思ていたのに、騙された。
表紙詐欺だ。
てっきり猟奇的な方法で彼女を殺した男たちに対する復讐に人生を費やした男の話だと思って読んでいた。
それでも彼女のために人生を費やした男の話というのは変わらないが。
グルメ小説と表現するのは不謹慎だろうか?
それにしても食べ物の恨みは恐ろしい。
そういえば彼女が奪われたところで警察が来ていなかったよな。
なるほどそういうことだったのか。
最後の主人公が本当に芋虫(あるいは達磨)。
個人的には主人公がその後、どんな人生を送ったのかの方が気になる。
自分としてはいつもの入間さんよりもグロ多めだが、最後のどんでん返しなどはいつも通りで、嫌いじゃない。
そういえば図説人肉全書という本があって、その本曰く「一番軟らかくておいしいのは臀部の肉」らしい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月15日
- 読了日 : 2016年12月17日
- 本棚登録日 : 2017年3月15日
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