フェノメノ 伍 美鶴木夜石は微笑まない (星海社文庫 ニ 1-7)

著者 :
  • 星海社 (2016年7月9日発売)
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感想 : 2
5

スコロマンス大学とか浪漫の塊。
真名の概念に通じるものがあるのかもしれない。

夜石の父親に「娘さんをください」なんて言うなんて、王道というか嫉妬してしまうくらいハッピーエンドフラグを建てまくってて……。
でもこの作品でフラグが成立するわけもなく……。

最後の部分がとても怖かった。
もしかしたら夜石は本当に彼岸に片足踏み込んだま生きていたのかもしれない。

左居が思ったよりもいい奴で戸惑った。
そこまで彼が参考にしたという坂口安吾の作品を読んでみたいと思った。
耽美的な傾向があったのなら、谷崎潤一郎あたりも読んでいそう。

心霊スポットでお風呂だなんて破廉恥且つ不謹慎なことを考えた人物は彼ら以外にはいないと思う。

面白いシリーズだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月19日
読了日 : 2017年2月15日
本棚登録日 : 2017年3月19日

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