独自言語が多いながらもほとんど口語で用いられるに留まり、地の文で解説を行って読者の熱を冷ますようなことがない、という構成も手伝い非常に早く読み終えました。
戦闘/非戦闘パートでコマの大きさがガラリと変わるのも、意識してページを眺めないと気がつかないくらいには効果を発している点が素晴らしい。
そして何よりも、いわゆるロボものにありがちなそれとは違い、主人公が20半ばということもあって台詞回しにも理屈が通り、ストーリー進行の阻害が発生せず、同時に止めようがない物語の奔流を手伝うことに繋がっている。
何故、今の今までこの作品に手を出さなかったのか、それが悔やまれてならない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年12月17日
- 読了日 : 2013年12月17日
- 本棚登録日 : 2013年12月17日
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