嘘つき男・舞台は夢 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2001年9月14日発売)
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感想 : 3

今度見に行く舞台の戯曲。
雑誌の堤さん&秋山さんのインタビューを見て、なんか不安になり。つい読んでしまいました。
お二人とも
「戯曲読んだ時に、引き受けようかどうか迷った」
とか、
「セリフが古すぎて覚えにくい」
とか、
「このオチどう思う?」
とか…
あるぇー?!だいじょうぶなのか?!とビクビクしつつ読みました、が…

アレ、普通に面白かったけどな…
セリフも別に古くさいと思わなかったし、コメディというか、浮気性のダンナとか現代っぽい気がしたけどな(基本奥さん以外みんな浮気っぽいし)
オチも「そうきたか!一本取られた」みたいな感じで。
ただそういうオチだと舞台全体が、なんていうんだろう。血が通わない感じがしてちょっと薄っぺらくなっちゃう気もしますが。
とりあえず役者さんに期待。演出にも相当期待。
段田さん楽しみだな。

400年前のフランスの古典劇。
「劇中劇」は当時はセンセーショナルだったのかな?と思いきや、そうでもなかったみたい。
イプセンにとって初めての試みだったとか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年7月8日
読了日 : 2011年7月8日
本棚登録日 : 2011年7月8日

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