「子どものために」は正しいのか (学研新書)

  • 学研教育出版 (2010年9月21日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 7
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小学校の教員だった著者の実践の記録。
子どもが1人の人間として生きていけるようになるために、子どもと向き合う大人として大切なことは何か、教えられる一冊でした。

できる、できないよりも、できるようになったプロセスに、子どもの目を向けさせること。
子どもは本来、目の前のモノを見て、触って、感じて育つものだということ。そして、目の前のものから、少しずつ世界と関わっていくのだということ。
子どもがおもしろがっていることは、一緒に楽しむこと。子どもが嫌がることは、理由をじっくりきくこと。

以上が特に印象的でした。
大人として生きていると、ついつい見失ってしまいそうになる「子どもの生き方」。
この本を読んで、もっともっと子どもとの時間を楽しんでいきたくなりました。
子どもと関わるすべての大人にお勧めしたい一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年11月28日
読了日 : 2010年11月28日
本棚登録日 : 2010年11月28日

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