小学校の教員だった著者の実践の記録。
子どもが1人の人間として生きていけるようになるために、子どもと向き合う大人として大切なことは何か、教えられる一冊でした。
できる、できないよりも、できるようになったプロセスに、子どもの目を向けさせること。
子どもは本来、目の前のモノを見て、触って、感じて育つものだということ。そして、目の前のものから、少しずつ世界と関わっていくのだということ。
子どもがおもしろがっていることは、一緒に楽しむこと。子どもが嫌がることは、理由をじっくりきくこと。
以上が特に印象的でした。
大人として生きていると、ついつい見失ってしまいそうになる「子どもの生き方」。
この本を読んで、もっともっと子どもとの時間を楽しんでいきたくなりました。
子どもと関わるすべての大人にお勧めしたい一冊です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2010年11月28日
- 読了日 : 2010年11月28日
- 本棚登録日 : 2010年11月28日
みんなの感想をみる