西洋人が海賊のように、遠く東南アジアに進出し、武力をかさに貿易を支配した時代、支配に抵抗する地元民を海賊と呼び、殺戮や掠奪に明け暮れた。日本は、賢明にもそんな物騒な連中との関わりを避け、貿易はオランダ人と華僑に任せ、平和に暮らした。
そのため、私たちは、この時代の東南アジアの状況をあまり知らない。この本は、西洋人が残した克明な記録から書かれていて面白い。
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- 感想投稿日 : 2017年7月28日
- 読了日 : 2017年7月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月20日
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