阿片戦争(上) 滄海編 (講談社文庫)

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  • 講談社 (1973年8月15日発売)
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感想 : 9
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英国の持ち込む阿片禍によって銀の流出と人心の荒廃に苦しむ清朝後期。硬骨の人「林則徐」を中心に広州商人、北京政府の群像を交えて描く。
英国人の醜悪さに吐き気を覚えつつも、大東亜戦争に際しては里見機関や一日一善の方が熱河の阿片を売り捌いておった事実に気が付いて、また嫌になってみた。
陳舜臣の小説で面白いと思ったのは初めてかも。十八史略とか中国の歴史は愛読だけど、小説類はいまいち好きになれなかったが、これは面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説:海外
感想投稿日 : 2014年11月28日
読了日 : 2014年11月28日
本棚登録日 : 2014年11月28日

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