社会、戦争、宗教、子ども、大人、恋愛、教育。
淡々とした語りが色んなことを考えさせてくれる。
お涙頂戴のストーリーではなく、どこまでも現実的。
巻末の小話も胸に響いた。
「ドイツの店員が(訳者に)この本をすすめてくれた。」
この事実は、とても大きな意味がある。泣きそうになる。
日本はどうだろう。自分はどうだろう。
過去と向き合えているだろうか?
将来、自分の子どもにも読んでほしい一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Novel
- 感想投稿日 : 2017年8月27日
- 読了日 : 2017年8月27日
- 本棚登録日 : 2017年4月15日
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