あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 520)

  • 岩波書店 (2000年6月16日発売)
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本棚登録 : 1082
感想 : 135
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社会、戦争、宗教、子ども、大人、恋愛、教育。
淡々とした語りが色んなことを考えさせてくれる。
お涙頂戴のストーリーではなく、どこまでも現実的。

巻末の小話も胸に響いた。
「ドイツの店員が(訳者に)この本をすすめてくれた。」
この事実は、とても大きな意味がある。泣きそうになる。

日本はどうだろう。自分はどうだろう。
過去と向き合えているだろうか?
将来、自分の子どもにも読んでほしい一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Novel
感想投稿日 : 2017年8月27日
読了日 : 2017年8月27日
本棚登録日 : 2017年4月15日

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