魍魎の匣 (講談社ノベルス)

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本棚登録 : 3913
レビュー : 419
著者 :
はじめさん 百鬼夜行シリーズ   読み終わった 

再々読でようやく、なんとなく解ってきた。
複数の事件が気味の悪い符合を見せ、それでいて異なる様相を見せているのがまるで「魍魎」のようである――「百鬼夜行」シリーズの中で一番、事件と妖怪が上手くリンクしている。
そして、京極先生は素敵な文章をお書きになるなあと思いました。
しっとりした雰囲気、寂しげな雰囲気、切羽詰ったスピード感……物語の中に没入できる感じ。

このお話のテーマ(?)の一つは「気味の悪い符合」だと思うのですが、
全員が美馬坂近代医学研究所に集まるまでの文章表現は素敵でした。
緊張感もあってどきどきした。

加菜子にしろ頼子にしろ、久保にしろ、痛々しいのが最高。
一番は陽子かなあ……
何度読んでも新しい発見があるから、今後も愛読していきたい

レビュー投稿日
2014年6月7日
読了日
2014年6月7日
本棚登録日
2013年9月6日
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