荀彧
漢の臣であるか 殿の臣であるか
自分の存在のギリギリのところを問わなければならないまでに追い込まれて、憔悴して、曹操までも信じられないくなってしまって
蒼天航路を読んできて1番辛かった部分
一度は心が折れてしまったように見えるけれど、最後の最後で曹操と気持ちが通じた、と読んでいいんですよね?
でないとあまりにやりきれない
曹操にその気がなくとも、周りが持ち上げる
曹操にその気がなくとも、子息がそれを受け継ぐとは限らない
「曹操にその気がない」をいう部分もまた、荀彧を追い込んで行ったように思う
(だからといって、曹操が帝位を簒奪する気満々であったらそれはそれでまた溝を生むのは当たり前だけれども)
雪玉
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
三国志②
- 感想投稿日 : 2013年1月19日
- 読了日 : 2013年1月15日
- 本棚登録日 : 2013年1月7日
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