月は無慈悲な夜の女王

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本棚登録 : 203
レビュー : 14
hasyさん SF   読み終わった 

は〜面白かった。

主人公マヌエルはタフで無骨で自分自身を知っている。もう二人の主人公格、教授とマイクが革命の心臓であり、自分は使い走りの小僧だと考えているが、必要な時には恐れず決断を下すことができる。
そのマヌエルの視点から月の独立をかけた闘いが描かれる。見えることも見えないこともある。

最後までストーリーは転がり続け、息をつかせない。ハインラインの作品はまるで映画を観ているみたい。私は「夏の扉」より本作が好きです。
心情的には最後にがっくりくるところもある……この喪失感が小説の醍醐味のひとつでもあるけれど、いや、でも、しかし……愛着が生まれていることの証として。

「月は無慈悲な夜の女王」という珠玉の邦題の意味は読み終わると分かる。タンスターフル── There Ain't No Such Thing As A Free Lunchということだ。

レビュー投稿日
2019年1月14日
読了日
2019年1月14日
本棚登録日
2017年11月12日
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