さらっとした文体で大変読みやすいです。全体的に薄めなので情報量が多くて整理が追いつかないということもありません。
島津義弘の関ヶ原合戦におけるいわゆる「中央突破」が本の論題ですが、どうして中央突破をするにいたったのか、また中央突破後どのように薩摩に帰ったのか、という一連の流れがまとめてあります。最後には中央突破の際活躍した諸将のだいたいの略歴と活躍が書いてあり、これも重宝します。
一日あれば充分読みきれるので、中央突破に興味のある方にはお薦めの一冊です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2011年7月12日
- 読了日 : 2011年7月7日
- 本棚登録日 : 2011年4月30日
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