
ジュンク堂の講演会に遅れて参加した。著者は鞄からウイスキーのミニボトルを取り出して、それを飲みながらしゃべっていた。対談相手は酒井隆史氏であった。酒を飲みながら、お茶も飲むので何度もトイレにたっていった。そしてB-BOYであった。対談でも感じたけれども、石牟礼道子と谷川雁の「対決」をもっと詳細に知りたかった。福岡県太宰府市の坂本八幡宮で歌われた「令和」が元号となった今、何度も読み返したくなる良い本だと思う。個人的に、日本の最も遠いところにいる神、ワダツミの神に触れているところに、その研究の幅の広さに驚愕した。
- レビュー投稿日
- 2020年9月29日
- 読了日
- 2020年9月29日
- 本棚登録日
- 2020年9月29日
『国道3号線: 抵抗の民衆史』のレビューへのコメント
コメントをする場合は、ログインしてください。