芥川の死後に書かれた文章。芥川自身の文章を読むと、暗くて、冷たい視線で世の中見てる世捨て人みたいな感じだなーという印象を多く持つ。しかし、この文章を見る限りでは、自分よりも他人を大事にする自己犠牲型の人格が見えてくる。
文学全集の逸話は、思いがけない芥川の姿が見えてきた。太宰と同じように、怯えて暮らしてきた人なのかもしれない。だからこそ、自分よりも他人を大事にするのかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年
- 感想投稿日 : 2017年9月5日
- 読了日 : 2017年9月5日
- 本棚登録日 : 2017年9月5日
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