酪農を営む高峰の元に、離婚のため、4歳から会っていなかった息子、悠平がやってきた。19歳の悠平は引きこもりになっていたが、酪農という環境から徐々に変化が。ラストの悠平の行動に「結局何も変わってないじゃないか」と腹立たしく思ったが、それも決して無駄にはならなかったのが良かった。自身の経験から悠平の目線を変えさせた森や晴子のような存在がいてくれた事が羨ましくも感じた。そして悠平が残していってくれた物にも…印象に残る一冊です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館(ま行)
- 感想投稿日 : 2017年2月11日
- 読了日 : 2017年2月11日
- 本棚登録日 : 2017年2月11日
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