6階建てのオンボロビルには6つのテナントが入っている。どれも小さな会社で、働いている人はどこか満たされない気持ちで働く。そんな人達の連作短編集。限られた環境の中で、それぞれ目標や存在意義を見つけ出す主人公達の気持ちが伝わる作品でした。ちょっと哀愁を漂わせつつ、人情味あふれる温かさも残してくれるラストも良かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館(ま行)
- 感想投稿日 : 2016年1月13日
- 読了日 : 2016年1月12日
- 本棚登録日 : 2016年1月13日
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