めちゃくちゃどきどきしました。
松方幸次郎という傑物のまわりで、
どれだけの人間が刺激を得て生きていたのだろう。
こういう人物と一緒に仕事ができるならば、
自分の時間をささげても惜しくないと思って
まさに身命を賭して生きていたのだろうなぁ。
画質の荒い白黒でしか見ることができなったタブローの
本物の色彩の豊かさを初めて目の当たりにした
日本の若者たちの衝撃はどれほどだったのだろう。
こうして日本は一歩一歩、
今の日本になっていったんだなぁと
美術館の歴史としてはもちろんのこと、
日本の歴史をおおいに感じさせられた1冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
原田マハ
- 感想投稿日 : 2019年8月4日
- 読了日 : 2019年8月4日
- 本棚登録日 : 2019年8月4日
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