死ねばいいのに

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本棚登録 : 4288
レビュー : 768
著者 :
halさん 京極夏彦   読み終わった 

京極堂は「この世に面白くない本などない」と言い、弔堂は「書物はすべて墓標である」と云う。

この本は誰のための墓標なのだろう。
私にとってこの本は、「京極夏彦が書いた本」だ。脳裏で指貫グローブをはめた御大が、彼の妖怪と書物に埋め尽くされた部屋で、綴る物語。
伝えたいこと、落とされる憑物、まだ見ぬ誰かの中に立ち上るもの。
私が断言できるのは、「京極初心者にこの本を勧めることはお薦めできない」
西尾維新のニンギョウがニンギョウ、伊坂幸太郎のあるキングのように、作家を含めて完成する作品というものもあるのだろう。

レビュー投稿日
2016年8月7日
読了日
2016年8月7日
本棚登録日
2016年8月7日
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