天才柳沢教授の生活(14) (講談社漫画文庫 や 6-26)

著者 :
  • 講談社 (2013年12月12日発売)
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感想 : 4
3

第190話:『ふたり』は、
山下和美なりの『親友』のあり方の表現、かな。
『命を張ってまで親友を助ける』的な『熱血青春ドラマ』は、
多分お腹一杯だろうしね~。

第191話:『永遠の一夜』は、
まるでカフカの『変身』の様なイントロ。

第192話:『ペンギンの生活』(前後編)は、
ちょっと違和感。
(8)巻のモンゴル編の時の様な感覚。
191話共々、マンネリ打破の苦肉策か?

第193話:『一期一会』は、
同じように多分沢山の人が考えていることなのかも。
私は基本、無口な運転手以外とはいつも会話する。
命を預ける訳なのだから人となりを知っておきたいしね。
運転者証を確認するのも言わずもがな。
怒らせるようなことを言う客の頭の中身を疑う。

・・・・あれっ?
こんな感じで全ての感想を書かなきゃだめ??
(;^ω^A

第194話:『幸福の王子』は、
柳沢家の兄弟の話。
長男の良則。
そしてきつい性格の長女の則子。
優しくて大人しい養子の一郎改め次郎。
それぞれが少しは丸くなってきたのかも。

第195話:『コンゲーム』は、
『confidence game』の略で『信用させて詐欺る』事らしい。
騙されやすいヒロミツから、
危うく振り込め詐欺にかかるところだった正子。
そして最後のどんでん返しが結構面白かった。

第199話:『また一人の探究者』は、
モンゴル編でもあった『教授のそっくりさん』の話。
『自分にそっくりな人は世界に三人』とか言うから、
あともう一話、これで話が作れるね。笑

面白い話と明らかに作った話が混在。
違和感を覚える話はがっかりする。
他のサイトでの感想文を見てみると、
手放しで褒め称えている人が、
少なからず多いのには驚いた。
感性は人それぞれだなと改めて感じた。

○市立図書館所蔵

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2015年12月22日
読了日 : 2015年12月18日
本棚登録日 : 2015年12月18日

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