泡をたたき割る人魚は

著者 :
  • 講談社 (2012年7月6日発売)
3.13
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本棚登録 : 167
感想 : 30
5

恋をしたくない、恋人もほしくない、ただ魚になりたいと願う薫と、瀬戸君と村井君、「ワニさん」の山脈で2つに分けられた小さな島。

描写が凝っていて、最初はそれだけの作品かと思ってしまったけれど、薫が本当に人形になってからの展開、そしてラストにどこか恐ろしいような妙な美しさを感じた。
描写ももちろんだけど、こういう幻想的で不思議な世界観と展開を自然に書けてしまうことには、「すごい」という言葉しか出てこない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2014年3月2日
読了日 : 2014年3月
本棚登録日 : 2014年1月7日

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