「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー

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本棚登録 : 1303
レビュー : 245
著者 :
HeeHawKunさん  未設定  読み終わった 

「開成高校の硬式野球部はそこそこ強い。」
名門校ファンには周知の事実。

実は開成高校硬式野球部、専用グラウンドは持っておらず、学校内のグラウンドを週1回使えるだけ。そんな劣悪な練習環境の中、平成17年には全国高等学校野球選手権大会 東東京予選のベスト16まで勝ち進んだ。

その開成高校硬式野球部の強さの秘密が書かれた本。
そのポイントをいくつか上げると...
・限られた練習時間を守備の連携など高度な練習に費やしても費用対効果が割に合わない。練習するとしたら攻撃。
・1試合で、あるポジションに打球が飛ぶのは2~3回。なので、ボールをとる技術をあまり鍛えても費用対効果が割に合わない。
・エラーしても泣かない。ある回に10点取られたら、相手が油断したところをその裏で15点取り返す。
・攻撃時のサインプレーは練習しない。サインをだしても上手く動けるほど練習できない。
などなど。
まさに弱者の戦略、と言ったふう。

そして硬式野球部員、さすが開成高校に合格できる人間となると一癖も二癖もある連中。著者によるインタビューで珍回答が数多く飛び出す。
しかし本人達はいたって真剣。
著者も含めて一般人には良く分からないこだわりどころを数多く持つ面々の、珍問答も本書の楽しみどころ。

レビュー投稿日
2013年4月30日
読了日
2013年4月30日
本棚登録日
2013年4月26日
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