Ruby リハビリ本の第2弾。メタ・プログラミングというと Java の reflection のようなものを想像するが、しかし、Ruby のそれはコア言語と密接に結びついているという点でその趣を大きく異にする。メタプログラミングが、言語の裏道ではなく、本道そのものなのだ。こんな抽象的な書き方をしてしまうと何のことかまったく判らないだろうけれど、要はメタプログラミングこそが Ruby を正しく理解するための最も簡単な方法であり、それゆえメタプログラミングは Ruby プログラミングそのものでもある、ということなのだ。
前半は Ruby におけるメタプログラミングの(つまり、Ruby の)基礎講座、後半は ActiveRecord や ActionController といった Rails のコードを読みながら、前半で学んだ知識が実際のコードの中でどのように使われているかを紹介する。これであの奇怪な ActiveRecord のコードが読めるようになった……かな?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コンピュータ
- 感想投稿日 : 2011年6月5日
- 読了日 : 2011年6月5日
- 本棚登録日 : 2011年6月5日
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