
帯に「1971年に漫画サンデーで発表された『革命家シリーズ』第2弾。」とあるが、そのシリーズ名で第2弾がヒトラーというのに驚く。
空前絶後の独裁者、ヒトラーの生涯を追った作品。
登場人物も程よく詳細にわたっており、歴史を知るのにも適している。
読んで印象的だったのはあとがきだ。著者は青年期をヒトラーと同じ時代に過ごしており、当時ヒトラーはかっこよかったという。そうしたヒトラーへの眼差しがこの作品をより特徴的なものにしているように思われる。
という駄文など吹き飛ぶあとがきだけでも読む価値あり。
- レビュー投稿日
- 2013年3月25日
- 読了日
- 2013年3月25日
- 本棚登録日
- 2013年3月25日
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