大学生がなんとなく思いついてカンボジアに小学校を建てる映画。原作小説有り。向井理のコミュ障演技が良かった。クラブでのスピーチとかデリヘル嬢呼ぶシーンとか。窪田正孝の茶髪外ハネの髪型も最高。イケメンのパンイチ姿をありがとう。内容に関してはまあまあかな。現実では紆余曲折あったんだろうけど、映画では割とサラッとお金集まってるし。ポルポトの時代の収容所を見てるシーンは映画というより俳優達の密着ドキュメント見ている気分。演技じゃない感じが良かった。小学校建てたとして、その後の維持とかどうするのかな?絡んでた企業がやってくれるの?援助するのはすごくいい事だと思うけど、教師も足りてない、子供は労働力として働かせられている中で、ただ学校があったって何になるんだろう、って少し考えてしまった。スイットの笑顔は本物なのかが気になる。笑ってってスタッフとかに言われて笑ったのか、本当に学校ができて嬉しいのか。学校に今も通えているのか。「俺たちにどうにかできる話じゃねえよ」って言った大学生の一人の気持ちがよく分かった。現実は複雑だし手に負えないなあ、って私も思った。でもそんな考えばっかりな中で、少しでも自分で何かやろうって思って行動できる人たちがいるって本当にすごい。観終わった後、やるせなさとやる気の中間をぐらぐら彷徨った。'16,4,17 TSUTAYA
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- 感想投稿日 : 2016年4月17日
- 読了日 : 2016年4月17日
- 本棚登録日 : 2016年4月17日
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