『天使と悪魔』に続いてあの有名な『ダヴィンチ・コード』を、やっと読んでみた。大学の時に先輩が、「いまはまっているのは『ダヴィンチ・コード』です」という自己紹介をしていたのをなんかずっと覚えていて、以来気になっていた。原書で読む人も多いらしいので、おれも読んでみた。
映画も見たけど内容はほとんど忘れていて、例によって、絶対この人が黒幕だと思っていた人は全然黒幕じゃなかった。ところどころで、シオン修道会やオプス・デイの歴史などの解説が多く含まれており、やや難しいと感じた。でもそれ以上にラングドンが大学の授業でしている、phiの話や、"Madonna of the Rocks"の話は面白くて、実際に腕の長さとか測ってphiを試してみたり、絵をみたりしてみた。当然、ストーリー自体も『天使と悪魔』と同じくらいに面白い。なんかSirasがかわいそうだった。個人的には、あえて2つを比べるとすれば、ストーリーの顛末や分かりやすさの点では『天使と悪魔』の方がやや面白かったかなと思う。
次は当然、まだ映画化されていない『ロストシンボル』を読もうと思う。(11/10/09)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月10日
- 読了日 : 2011年11月10日
- 本棚登録日 : 2011年11月10日
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