最終教育課程(ここでは大学が基本想定)の終了前から行われる就職活動から、内定・入社前フォローアップ、入社後を通じて、理論的・体系的な対応をすることで不要に離職率が高まることを回避しましょう(有益な学びの期間として活かしましょう)。
...といった内容、かな。
自分は企業に勤める者であり、高校生の子供がおり、新卒採用に関わった経験もあるので関心があり読んでみた。
"自分の子供に対して"という点では特に実感はわかず。
採用時に、内定後・入社前フォローに関しては参考になったし、今後に機会が有れば具体的に活用したいと思った。
ただ、残念ながら自分が勤務する企業は小さく、
新卒者は毎年採用するとは限らないし、人数も多くない。
企業側で出来るワークショップ、という点では、参考にしようが無いかな、と。
執筆者陣が全て東大の准教授・博士課程・研究者で占められている。
統計の結果数値や、学生側から得られた声など、どの程度バイアスが掛かっているんだろう?
ワークは全て東大が舞台なのかな?などと考えると、どうにも他人事のように感じてしまう。
読み難くは無いが、内容的に"楽しい"書籍ではないのは当然か。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2017年3月19日
- 読了日 : 2017年3月19日
- 本棚登録日 : 2017年3月7日
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