菓子ひなみ: 三六五日の和の菓子暦

  • 京都新聞企画事業 (2007年4月1日発売)
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本棚登録 : 52
感想 : 7
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古都・京都の新旧の菓子司の品々を元に、365日分の催事記のようにまとめたもの。
如何にもな和菓子から、カステラのようなものも日本に根付いた菓子は和菓子に分類される。米・もち米文化圏と小麦文化圏が有るが、京には両方が古くから存在する。
古くは創業500年の老舗、新しい方は昭和も30年以降の操業だったりと様々。菓子も様々。
写真を眺めているだけでも楽しいのは、あくまで個人的な趣味ではあるが、ご同輩もいるのだろうと思う。
原料と、製法のあらましは似たようなもので、読んでいると眠くなって来るが、実際に菓子を作る技は熟練でありながら様々だろうと想像しながらページをめくる。
一気読みするような本ではなかろうと思うが、時に眺めるには悪くないと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 食文化
感想投稿日 : 2017年6月25日
読了日 : 2017年6月25日
本棚登録日 : 2017年6月17日

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