子規は夢の中を走り続けた人である。
これほど人々に愛され、
これほど人々を愛した人は他に類をみない。
彼のこころの空はまことに気高く澄んでいた。
子規は、今も私たち日本人の青空を疾走している。(本書より)
ほのかな恋心を抱いた女性がいたこと、夏目漱石との友情など、子規が壮絶な病と対峙するゆえに、その辺りの描写が切なく心に沁みる。
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- 感想投稿日 : 2014年2月9日
- 読了日 : 2014年2月9日
- 本棚登録日 : 2014年2月9日
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