夏服パースペクティヴ

  • 角川書店 (2012年10月31日発売)
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感想 : 71
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前作「消失グラデーション」同様、タイトルの命名が上手いと思う。
前作ではセーラー服に紺のハイソ姿の少女が床に横たわって椅子に足を載せている写真、今作はパンツも見えそうなミニ丈制服姿の少女の躍動感ある写真。……同性でも手に取ってしまう。…制服ってずるいよ!卑怯だよ!と、制服に縁のない学生時代を過ごした者として声高に叫んでみる。

前作で冴えた推理で活躍した樋口真由は、以前通っていた学校でもある事件に関わっていた…
映研の面々とOGで若手映像作家の真壁梓をつなぐ別の線は…
キーになるのは、ある男が拉致した少女たちをクロスボウの的にしていた猟奇的事件。

……えーと、前作以上に読みづらかったです。視点が変わりすぎて、疲れました。まゆゆの設定自体、無理やり感否めないしなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 騙し合い。
感想投稿日 : 2013年3月21日
読了日 : 2013年3月21日
本棚登録日 : 2013年3月21日

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