月魚 (角川文庫)

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本棚登録 : 6875
レビュー : 888
著者 :
hetarebooksさん ワケあり。   読み終わった 

代々古書店 古窮堂を営む真志喜と、せどりの息子と言われながらも確かな目を持つ瀬名垣。

本を愛し本に愛される二人の青年は、罪や傷を共有することでより強く結びつく。共に被害者でありながら共犯者でもある、密な関係。

漱石の世界のように流れる言葉、萩尾望都の世界のような官能、さらにもう亡くなってしまったけれど北森鴻の古美術 冬狐堂シリーズを彷彿とさせるような。

古いものはその歴史の分だけ、手に負えないなぁ。

レビュー投稿日
2012年12月24日
読了日
2012年12月24日
本棚登録日
2012年8月1日
5
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