思い込みや先入観、常識に惑わされるけど、ふとした違和感に気づいて視点を変えれば
まったく違う顔が見えるかもしれない、というのが収録された全編に共通している。
伊坂幸太郎 「首折り男の周辺」
見た目はそっくり、中身は真逆。
近藤史恵 「プロトンの中の孤独」
「サクリファイス」の石尾さん登場。
有川浩 「ストーリー・セラー」
ハードカバー版「ストーリ・セラー」でside B 読むと180度表情が変わる。
米澤穂信 「玉野五十鈴の誉れ」
これも「儚い羊たちの饗宴」で読んでいた。怖い作品。
佐藤友哉 「333のテッペン」
普通とか普通じゃないとか、一見しただけでは分からないのだ。
道尾秀介 「光の箱」
真相は闇か、光か。
本多孝好 「ここじゃない場所」
いやだ。ねこの惨殺とかやめてください。
綺麗にさくっと終わるのは「光の箱」、「玉野五十鈴の誉れ」、「ストーリー・セラー」。
煙に巻かれた感があるのは「ここじゃない場所」 、「333のテッペン」、「首折り男の周辺」。
Story Sellerシリーズ、この1が一番お得かなぁ。
3はさだまさし色が濃すぎて、、、
2は既読作品が多いから読んだ気していたけど気のせい?Fantasy Sellerは怖いらしいので敬遠している。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
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ちょっと一服。
- 感想投稿日 : 2013年1月25日
- 読了日 : 2013年1月25日
- 本棚登録日 : 2013年1月25日
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