パートタイム・パートナー (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社 (2005年1月12日発売)
2.73
  • (2)
  • (5)
  • (45)
  • (15)
  • (7)
本棚登録 : 152
感想 : 26
3

二時間一万円、一時間延長ごとに追加で五千円+交通費・各種施設利用料・飲食代金はお客持ち。健全なボーイフレンド。通称 デート屋、正式名称 パートタイム・パートナー。28歳の昌生はどの会社に入っても続かず、ただ女性の扱いだけが得意。そんな彼の現在の職業がデート屋である。

一条ゆかりさんの「正しい恋愛のススメ」のパクリっぽい設定。あれは高校生だったが。

好きな人が相手でもなく、初対面の相手にお金を払ってデートするなんて虚しくなるだけの気がする。個人的にはそれなら気心の知れたお友達とランチする方がよほど救われる。

しかもこの昌生が薄っぺらくて、結局クライアントに向かい合っている気もしない。後半は徐々に変化していく部分もあるが…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 悪い男。
感想投稿日 : 2013年10月22日
読了日 : 2013年10月22日
本棚登録日 : 2013年10月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする