和菓子のアン (光文社文庫)

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レビュー : 1610
著者 :
hetarebooksさん お腹すきます。   読み終わった 

艶々と輝く小豆をまとった鹿の子。
しっとり、ふくふくと炊きあげられた餡を包んだ大福や最中。
季節の移ろいを感じさせる上生菓子。

洋菓子の持つ煌びやかさも捨てがたいけれど、和菓子の奥ゆかしく優しい風情も好きだ。ケーキに比べ、少しヘルシーなのも乙女心にはありがたい。和菓子教室に通い出して三ヶ月、ういろう生地や求肥、蒸し羊羹、餡を焼いた桃山など…月毎に変わるレシピに楽しく奮闘している。

ヒロイン杏子ちゃん。食いしん坊、ちょっぴり太めだが可愛い花の18歳。進路が決まらず、デパートの和菓子店みつ屋で働くことにしたのだが…

個性的すぎるみつ屋の皆に囲まれ、最初はただ食いしん坊なだけの杏子がそれぞれの和菓子の由来などの知識を得て、お客様が抱える事情までも察するスーパー売り子になっていく。

長い歴史を経て現代にまで生き残った和菓子、美味しいだけじゃなくて歴史や文学の勉強にもなるなぁ。デパートの裏側や和菓子屋さんの専門用語にも詳しくなれるし。そう言えば桜餅が関西と関東で全然違うことを知ったとき(学生時代)は驚いたものです。

正座の辛さに耐えきれず断念したけど茶道も奥が深そうでいつか習いたいな。

レビュー投稿日
2013年1月16日
読了日
2013年1月16日
本棚登録日
2013年1月16日
13
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『和菓子のアン (光文社文庫)』のレビューへのコメント

まろんさん (2013年1月16日)

杏子ちゃん、ほわ~んとしてるようで、親への感謝を忘れず
素直に和菓子の良さを学んでいくところが好きです♪

hetarebooksさん、和菓子教室に通われているんですね!素敵♪
季節に沿った、繊細な和菓子を自分で作れるようになるなんて、すばらしいことです(*'-')フフ♪
ちなみに私も、大昔、母が通っていた茶道教室について行ってみましたが
やっぱり正座に耐えきれなくて挫折しました(笑)

hetarebooksさん (2013年1月16日)

まろんさん
杏子ちゃんはもちろんですが、立花さんが大好きです♪

ありがとうございます♪果実を使わなくても季節を感じられるのが和菓子のいいところだと思います(*' '*)
食いしん坊一家なので和菓子教室の日は両親も楽しみにしていて、いそいそとお茶を淹れてくれてお菓子タイムが始まります♪

「うさぎパン」「和菓子のアン」と美味しそうなものばっかり出てくる本を続けて読んでしまいました。。。(笑)

正座、本当に辛いですよね(><)
むずがゆいのがだめです~~!!(笑)

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