夜の国のクーパー

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本棚登録 : 5023
レビュー : 776
著者 :
hetarebooksさん 騙し合い。   読み終わった 

妻に浮気を打ち明けられ、憔悴する男の前に喋る猫が現れる。猫が語り出す戦争の物語とは…

黒金虫の毒などの策を弄するも鉄国との戦いに敗れ、国王冠人は射殺、その息子酸人は保身のため鉄国の戦士側に媚び…。不安や怒り、恐怖に慄く人々。

唯一の希望は「クーパーの戦士」が透明になって戻ってきた可能性のみ。蛹に変態し、 凶暴化する杉の木クーパーを追い詰め、その体液を浴びると透明になるという言い伝え。

猫と鼠。本能によって狩るものと狩られるもの。強者と弱者。見えていた世界が色を変える瞬間。

新年になり、立て続けにこんな作品を手にしたというのは何らかの示唆なのだろうか。今まで信じてきた価値観、思い込みについて改めて考え直す転機なのかもしれない。

レビュー投稿日
2014年1月4日
読了日
2014年1月4日
本棚登録日
2014年1月4日
4
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