秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

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本棚登録 : 4582
レビュー : 457
著者 :
制作 : 片山 若子 
はぐさん ミステリー   読み終わった 

春期、夏期とは違ったアプローチから入った秋期限定栗きんとん事件。

導入部分はなかなか感情移入できずに苦しかったけれど、物語の後盤(小鳩君が事件に関心を持ち始めたところ)から徐々にエンジンがかかってきた模様。おそらく序盤、中盤はお得意の伏線を張り巡らせている段階なのかな。

印象的だったのは、小鳩君と小鳩君の彼女の一方的なやり取り。
(あれは腹に一物持たざる男性でも遭遇する場面ではなかろうか)
彼女は自分が面白いと感じたことをただ「うんうん」と聞いてほしいだけで、しかし小鳩君は話の先(オチ)が読めてしまい言いたくてうずうず。
デートの休憩場所に小山内さんと行った<桜庵>や<ベリーベリー>を候補にあげて彼女が拗ねてしまい、そんな乙女の心の機敏を全く理解できない小鳩君。
ああ、愉快愉快。

けれど米澤さんが高校生の甘い恋愛模様だけを書いて終わるはずがなく、上巻の最後に衝撃の真実が明かされる。
小鳩君はいつも女性に振り回されているなぁ。

レビュー投稿日
2014年8月11日
読了日
2014年8月11日
本棚登録日
2014年8月11日
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