他の方の感想にもあるように、本書の序盤、著者は無駄にストレスをためてる気がしました。
歩行者信号の立ってるマークが赤だったら「停止してはいけない」という意味になるのでは?という発想は多くの人が行き着くと思います。けど、大体は「そういうものだ」「"赤い立ち姿" としてじゃなくて "赤色" と "立ち姿" それぞれが警告を意味しているんだ」と考えて納得してるんじゃないでしょうかね。(私はそうです)
本書では「自分は気づいてしまう」といった書かれ方でしたが、おそらく気付く気付かないの問題ではなくどう対処するかが他の人との違いなんでしょう。そこでストレスとして溜めこんだことが、別の形で(著者の場合お笑いと言う形で)出てきたということだと思います。
うまい話し方については、他の芸人さんもそうですが、「聞き手にその情景を見せる」、「聞き手をそのシーンに連れて行く」、ということは大体言われてますね。
そのほか、笑いというものに対しての著者の考え方などが面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
└ エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年10月30日
- 読了日 : 2014年10月30日
- 本棚登録日 : 2014年10月29日
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