西の魔女が死んだ (新潮文庫)

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本棚登録 : 33210
レビュー : 4302
著者 :
hiehiebeerさん 小説など   読み終わった 

中学生の時に読書感想文で書いている子が多くて、流行に乗るのが厭で、ずっと手にしてませんでした。
ばか、ばか。
良本。でも、今読むのと、中学生(もしくは小学生高学年)で読むのとでは捉え方も違うし、中学生の自分に変に個性派を気取ってないで読んだ方がいいよ!と助言してあげたいです。

今初めて、読んで思った事は、死ぬことについてこう考えれたら素敵だなあと思った。
女の子同士のグループの話も、魔女の修行も、自然のすばらしさも、白クマが北極を選ぶ話も、みんなの生き方の話も、再確認したという感覚。
でも死について魂が身体から離れて自由になるって考えたことなんてなかった。
解説にも死が清々しくかかれていると書いてありましたがその通りで、おばあちゃんが死んだという事実が嬉しいのか悲しいのかわからなかったと書かれているくらい死は暗かったり、みんなにあることなのにどこかタブーな扱いをされてきたのに、本当に清々しく書いてある。
本当に有り難いことに、自分の本当に身近で大切な人を亡くした経験はしたことないですが、大切な人を亡くして辛い思いをしているひとは周りにいる。
その人に、魂が身体から離れて自由になったんだよ、なんてことは自分の口か慰めみたいで言いたくないですが、その人が本を読むくらいになって、偶然この本を読んで、少しでも気持ちが楽になってくれたらとても嬉しいです。

レビュー投稿日
2014年12月28日
読了日
2014年12月28日
本棚登録日
2014年12月28日
8
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