「多くの親鸞主義者たちが、阿弥陀如来の「他力」を天皇の「大御心」に読み替えることで国体論を受容して行った」(282頁)…幕末期に階層を超えるところに求心力があるところまで応用する解釈には共感できても、それが大御心であるとずいぶん具体的かつ限定的で、この先行き詰まる解釈だと思いましたが、当時はそれでも馴染んだのかなと。
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- 感想投稿日 : 2017年12月30日
- 読了日 : 2017年12月28日
- 本棚登録日 : 2017年12月28日
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