天使が消えていく (光文社文庫 な 1-21)

  • 光文社 (1999年4月1日発売)
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感想 : 10
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「病気の赤ちゃんに心を奪われる記者」「ホテルでお客が殺害される事件」「そのホテルの経営者の毒殺事件」の三つを絡めていきます。伏線が巧く散りばめられていますし、ミスリードも巧妙です。
そして、構図が反転していくラストはお見事の一言。森村誠一氏の「高層の死角」と江戸川乱歩賞を争い惜しくも敗れたということですが、同時受賞でも納得出来る作品だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: な行の作家
感想投稿日 : 2013年11月15日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年11月15日

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